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令和5年度 南大阪病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

年齢階級別退院患者数

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - 26 107 114 235 543 802 1650 1608 464

令和5年度に退院された患者様の数を年齢階級別に集計しています。

一般病棟以外(回復期リハビリテーション病棟・地域包括ケア病棟にのみ入院された患者様や、医療保険以外(労災・交通事故等)で入院された患者様は除外しています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

■内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 121 25.53 20.60 15.70 84.86
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1 あり 94 2.00 2.03 0.00 46.70
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 84 19.11 13.52 7.14 81.94
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)
手術処置等2-1あり
44 13.41 13.99 2.27 64.48
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷
(胸・腰髄損傷を含む。)手術なし
43 90.88 19.34 0.00 82.77

内科では、一般内科をはじめ、消化器系、呼吸器系、糖尿病、腎臓病、血液透析、関節リウマチ疾患と各分野にわかれ、常勤の指導医・専門医・認定医等が診療にあたっています。また、甲状腺専門外来や心療内科、神経内科の診療にあたっています。

■消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)
内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
289 2.95 2.61 0.00 72.82
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等
手術処置等2なし 定義副傷病名なし
132 11.29 8.75 2.27 77.20
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 86 5.56 7.58 0.00 71.10
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍
内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術
64 8.53 7.61 0.00 75.13
060130xx9900xx 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患)
手術なし 手術処置等1なし 手術処置等2なし
38 4.21 7.63 0.00 70.74

消化器疾患(食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・肝・胆・膵)を緊急例から癌治療まで幅広く診療しています。苦痛のない胃カメラや大腸カメラを心掛け、早期がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や内視鏡を使って胆管や膵管を造影する検査(ERCP)などのより専門的な検査・治療も数多く行っています。

■循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等
手術処置等1-なし、1,2あり 手術処置等2なし
145 6.46 4.26 0.00 73.90
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし
手術処置等1-1あり 手術処置等2なし
他の病院・診療所の病棟からの転院以外
103 2.79 3.05 0.97 71.41
050050xx9920x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし
手術処置等1-2あり 手術処置等2なし
他の病院・診療所の病棟からの転院以外
47 4.23 3.25 0.00 73.21
050130xx9900x0 心不全 手術なし
手術処置等1なし 手術処置等2なし
他の病院・診療所の病棟からの転院以外
36 38.61 17.38 5.56 82.36
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術
その他のもの(観血的なもの)等
手術処置等1-なし、1あり
手術処置等2なし 定義副傷病名なし
31 3.52 5.21 0.00 76.45

循環器内科では心臓疾患、脈管疾患、高血圧症、高脂血症等の疾患を担当しております。薬物療法からカテーテルを使った高度な治療、心臓リハビリテーションまで行っています。循環器専門医を含む常勤医、非常勤医で診療しており、循環器専門医研修施設、心臓リハビリテーション指導士の在籍する心臓リハビリテーション実施施設として、「高度な医療レベルからリハビリテーションまで」をコンセプトとしております。心臓疾患や血管疾患を中心に動脈硬化に関連する種々の疾患に関し、個々の患者さんに適した検査、治療を行っております。

■消化器外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上)
ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等
118 4.76 4.55 0.00 70.84
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等
手術処置等1なし 手術処置等2なし
定義副傷病名なし
90 7.56 6.87 4.44 64.72
040220xx97x0xx 横隔膜腫瘍・横隔膜疾患(新生児を含む。)
手術あり 手術処置等2なし
67 9.85 14.96 2.99 64.61
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術
全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等
手術処置等1なし 定義副傷病名なし
41 14.56 15.12 2.44 73.49
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術
虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等
25 5.56 5.29 0.00 45.84

当科ではそれぞれの領域の専門医を有しており、最新の技術・知識をもって診療にあたるとともに、それぞれの疾患のガイドラインを熟知し、最適な治療方針を提示しています。また、手術は患者さんに優しい・負担の少ない手術である腹腔鏡手術の割合が増加し、新しい術式も積極的に導入しております。さらに高い専門性を有する高難度の手術も外科チームで臨み、がんに対する診断・外科治療はもちろん抗癌剤治療に至るまで積極的に対応しております。

■乳腺外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術
乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの
(内視鏡下によるものを含む。))等
手術処置等1なし
39 15.0 9.88 0.00 66.67
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍
その他の手術あり 手術処置等2なし
35 3.60 6.59 2.86 64.11
090010xx99x80x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術処置等2-8あり
定義副傷病名なし
- - 3.55 - -
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術
乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)
- - 5.64 - -
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり - - 4.00 - -

乳腺外科では、外科治療をはじめ術前・術後薬物治療において、日本乳癌学会認定の専門医や認定医がエビデンスに基づいた乳癌診療ガイドラインに準拠して実施しています。また、病理診断医が常勤し、検査科、看護部、薬剤部、栄養科、リハビリテーション科などと連携しながら、多職種チームで乳腺疾患の診療を進めています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍
手術なし 手術処置等1あり
92 2.83 2.44 0.00 73.25
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術
手術処置等2なし
70 7.73 6.85 0.00 78.10
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術
定義副傷病名なし
68 5.53 5.22 0.00 61.26
110420xx02xxxx 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 27 2.85 4.02 7.41 74.00
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患
その他の手術あり 定義副傷病名なし
20 4.40 7.08 10.00 78.15

泌尿器科では、泌尿器科領域の疾患全般について診療しています。
悪性腫瘍(腎癌、腎盂・尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣腫瘍など)に対しては、手術をはじめ、抗癌剤治療を含めた集学的治療を診療ガイドラインに基づいた標準治療に準拠しながらも、個々の患者様の年齢、病期、希望などを考慮し、最適な治療を提供できるよう心がけています。

■胸部外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり
手術処置等2なし 定義副傷病名なし
31 13.84 9.89 0.00 75.81
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術処置等2なし
定義副傷病名なし
18 11.61 9.17 5.56 49.83
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等
手術処置等2なし 定義副傷病名なし
10 17.2 9.54 0.00 44.50
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし
手術処置等1なし 手術処置等2なし
- - 13.59 - -
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり
手術処置等1-なし、1,3あり
手術処置等2なし 定義副傷病名なし
- - 9.77 - -

胸部外科では主に呼吸器疾患の診療を行っています。
なかでも肺がんは近年増加の一途をたどっており、当科でも多くの肺がん患者さんの診療を行っています。
手術も含め、抗がん剤や放射線治療を組み合わせて、最善の治療を受けていただけるよう努めています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■形成外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術処置等1なし 22 13.73 12.88 4.55 66.50
020230xx97x0xx 眼瞼下垂
手術あり 手術処置等2なし
16 5.81 2.82 0.00 77.06
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり 16 5.63 5.77 0.00 67.31
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、
皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術処置等1なし
12 5.17 3.93 0.00 55.58
070395xx970xxx 壊死性筋膜炎
手術あり 手術処置等1なし
- - 35.3 - -

形成外科では「頭からつま先まで外科」として、再建を含め、何でも対応できるように努めています。術前の患者様への分かりやすい手術説明、術中・術後の患者の安全と術後の満足を第一に考えております。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折
人工骨頭挿入術 肩、股等
44 26.09 25.50 18.18 85.86
160760xx97xx0x 前腕の骨折
手術あり 定義副傷病名なし
30 7.73 4.76 0.00 66.77
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)
手術なし
17 19.18 19.34 11.76 76.71
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)
人工関節再置換術等
13 33.31 21.96 0.00 77.00
160700xx97xx0x 鎖骨・肩甲骨の骨折
手術あり 定義副傷病名なし
13 4.54 5.23 0.00 52.77

整形外科では、入院患者様に対して、骨折、腱、神経損傷などの外傷やリウマチ、腰痛などの慢性疾患と、多岐にわたる手術を中心に治療を行っています。
股関節、膝関節のリウマチや変形などによる痛みのため、歩行困難の患者様に対しては人工関節手術を数多く行っています。
回復期リハビリテーション病棟・地域包括ケア病棟も院内に併設し、リハビリも含め一環とした整形外科治療に当たっています。

■耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎
手術なし
19 5.58 5.51 0.00 36.74
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 14 4.86 7.53 0.00 29.36
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし - - 8.71 - -
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎
その他の手術あり
- - 8.37 - -
030428xxxxxxxx 突発性難聴 - - 8.55 - -

耳鼻咽喉科は、耳、鼻、のど以外に脳外科や眼科、歯科、整形外科が対応していない首から上の疾患の診察を担当しています。
扁桃腺の手術や、内視鏡を用いた鼻の手術、声帯ポリープの手術等いろいろ行っています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 173 1.92 2.54 0.00 79.05
020320xx97xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術あり - - 3.17 - -

眼科での入院治療は、主に白内障手術治療を行っています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 69 10 15 20 13 20 1 8
大腸癌 31 23 35 34 40 30 2
乳癌 - 31 27 - 14 16 1 8
肺癌 19 - 26 32 - 30 1 8
肝癌 - - - - - 12 2

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

国際がん連合:UICC(Union for International Cancer Control)によって定義された、悪性腫瘍の病期分類(TNM分類)。癌の大きさや転移の有無などで、Stage I(早期)から Stage IV(末期)までに分類します。

初発の5大癌(胃、大腸、乳房、肺、肝臓)についてTNM分類を用いて集計したものと、再発の癌について集計したものになります。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 13 8.85 61.92
中等症 84 20.45 77.76
重症 20 28.60 84.60
超重症 - - -
不明 - - -

成人市中肺炎(病院外で日常生活をしていた人に発症する肺炎)を、成人市中肺炎診療ガイドライン(日本呼吸器学会)による重症度分類システムにより集計しています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

脳梗塞の患者数等

患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 - - - -
その他 13 57.69 78.15 14.29

「医療資源を最も投入した傷病名」に対するICDコードがI63$の脳梗塞を集計対象としております。
※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

■内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 51 7.75 100.92 0.00 82.29
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術
(内シャント造設術)(単純)
30 7.10 16.83 3.33 71.20
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) 19 13.68 39.26 10.53 72.63
K0821 人工関節置換術(膝) 18 1.44 97.28 0.00 77.17
K0811 人工骨頭挿入術(股) 14 7.21 92.50 0.00 79.43

当院の内科では、骨折や関節の手術を整形外科で実施後、併設している回復リハビリテーション病棟(内科)で引き続き治療を行っています。

内科ではシャント造設術を実施しています。

■消化器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
(長径2cm未満)
267 1.13 1.20 0.00 74.48
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術
(早期悪性腫瘍胃粘膜)
66 1.53 6.56 0.00 75.65
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
(長径2cm以上)
54 0.96 1.65 0.00 67.00
K6851 内視鏡的胆道結石除去術(胆道砕石術を伴う) 51 5.61 5.24 3.92 75.71
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 46 0.59 19.37 6.52 81.39

消化器内科は、内視鏡による大腸ポリープ切除術(2cm未満+2cm以上)が最も多く、続いて内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術、内視鏡的胆道結石除去術、内視鏡的胆道ステント留置術となっています。

■循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 66 1.82 6.65 0.00 73.52
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 64 1.52 6.08 3.12 73.97
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 40 1.43 3.90 2.50 76.63
K5481 経皮的冠動脈形成術
(高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテル)
18 8.83 7.61 0.00 75.61
K597-2 ペースメーカー交換術 - - - - -

循環器内科では、心臓カテーテルによるIVR(インターベンショナルラジオロジー)のバルーンによる拡張術とステント留置術、四肢の血管拡張術・血栓除去術などを行っています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■消化器外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 119 0.67 10.87 6.72 67.14
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 109 0.81 3.57 0.92 69.09
K537-2 腹腔鏡下食道裂孔ヘルニア手術 65 1.22 10.48 3.08 64.18
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 45 2.73 10.13 2.22 72.96
K719-21 腹腔鏡下結腸切除術
(小範囲切除、結腸半側切除)
29 1.00 17.90 0.00 67.28

いずれも腹腔鏡による手術が上位を占め、手術件数も増加しています。

■乳腺外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術 3 22 1.05 12.27 0.00 68.95
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテ設置
(頭頸部その他)
20 0.00 1.00 0.00 63.45
K4765 乳腺悪性腫瘍手術 5 17 1.82 13.24 0.00 59.71
K4762 乳腺悪性腫瘍手術 2 - - - - -
K4742 乳腺腫瘍摘出術(長径5cm以上) - - - - -

2番目の植込型カテーテル設置術は抗がん剤治療を行うためのです。乳腺悪性腫瘍手術の右側に書かれた数字は手術内容・範囲を分類したものです。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 72 1.42 5.83 0.00 78.03
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 68 1.00 3.53 0.00 61.26
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 55 0.69 3.20 7.27 76.20
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) 19 1.00 7.26 0.00 77.32
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 11 3.64 10.45 0.00 74.09

泌尿器科は、膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)が最も多く、続いてレーザーを用いる経尿道的尿路結石除去術、経尿道的尿管ステント留置術を行っています。

■胸部外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 14 1.43 11.71 0.00 74.86
K5143 肺悪性腫瘍手術
(肺葉切除又は1肺葉を超える)
13 1.00 12.85 0.00 76.15
K5131 胸腔鏡下肺切除術
(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの))
11 7.55 8.45 0.00 46.73
K597-2 ペースメーカー交換術 - - - - -
K5132 胸腔鏡下肺切除術(部分切除) - - - - -

胸部外科は、肺がんの手術が多く、その中でも胸腔鏡による肺切除術が最も多くなっています。
また、ペースメーカー交換・留置術も行っています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■形成外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 16 0.00 4.81 0.00 77.06
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)
(長径6cm以上12cm未満)
15 1.27 8.93 0.00 65.60
K0022 デブリードマン
(100cm2以上3000cm2未満)
14 7.21 54.00 7.14 65.43
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)
3~6cm未満
10 0.10 4.50 0.00 56.00
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) - - - - -

当科は「頭からつま先まで外科」として、再建を含め、様々な手術に対応しています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 44 4.07 17.57 9.09 83.52
K0462 骨折観血的手術(下腿) 34 3.91 15.38 0.00 68.85
K0483 抜釘術(前腕) 21 0.95 2.52 0.00 62.76
K0484 抜釘術(膝蓋骨) 16 1.00 3.50 0.00 52.06
K0463 骨折観血的手術(鎖骨) 15 1.33 4.40 0.00 52.33

整形外科は、下肢の骨折手術が上位を占めています。

■耳鼻咽喉科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 20 1.00 2.95 0.00 31.90
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型
(選択的(複数洞)副鼻腔手術)
- - - - -
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) - - - - -
K370 アデノイド切除術 - - - - -
K3892 声帯ポリープ切除術(直達喉頭鏡によるもの) - - - - -

耳鼻咽喉科は、口蓋扁桃手術(摘出)が最も多く、続いて内視鏡を用いた副鼻腔手術などを行っています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■眼科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合・その他) 172 0.00 0.92 0.00 78.99
K234 眼窩内腫瘍摘出術(表在性) - - - - -
K2822 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない) - - - - -

眼科は、白内障の手術である水晶体再建術が多く実施されています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 27 0.49
180010 敗血症 同一 15 0.27
異なる 25 0.45
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる 10 0.18
180040 手術・処置等の合併症 同一 15 0.27
異なる - -

上記4つの疾患(播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症)が、入院の契機となった疾患と「同一」か「異なる」に分類して集計したものです。

入院の契機となった疾病が「異なる」とは、入院に際しきっかけとなった病名と入院中での主な治療目的の病名が同一か否かということを表しています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率(%)
754 639 84.75

期間中に肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院症例につき、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された症例の割合を集計しています。

※リスクレベルが「中」以上の手術は、「肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断,治療,予防に関するガイドライン(2017 年改訂版)」(日本循環器学会等)に準じて抽出。

※令和 5 年 4 月 1 日から令和 6 年 3 月 31 日までの退院患者であり、一般病棟に 1 回以上入院した患者を集計対象とし、入院後 24 時間以内に死亡した患者、生後 1 週間以内に死亡した新生児、臓器移植は集計対象外とする。

血液培養2セット実施率

血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率(%)
911 815 89.46

期間中の血液培養オーダ日数に対する血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数の割合です。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率(%)
508 409 80.51

近年、多剤耐性アシネトバクター属菌や、幅広い菌種に効果を有するカルバペネム系抗菌薬に耐性のある腸内細菌科細菌など、新たな抗菌薬耐性菌(以下、耐性菌)が出現し、難治症例が増加していることが世界的な問題となっています。

※令和 5 年 4 月 1 日から令和 6 年 3 月 31 日までの退院患者であり、一般病棟に 1 回以上入院した患者を集計対象とする。ただし、入院後 24 時間以内に死亡した患者、生後 1 週間以内に死亡した新生児、臓器移植は集計対象外とする。

更新履歴

履歴 2024年9月14日 掲載