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令和6年度 南大阪病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

病院指標

1. 年齢階級別退院患者数

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - 32 75 107 200 521 785 1698 1677 450

令和 6 年 6月 1 日から令和 7 年 5 月 31 日までの期間に退院された患者様の数を年齢階級別に集計しています。
一般病棟以外(回復期リハビリテーション病棟・地域包括ケア病棟にのみ入院された患者様や、医療保険以外(労災・交通事故等)で入院された患者様は除外しています。

2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

■内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 131 27.50 20.78 15.27 86.02
00400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし
手術・処置等2 なし
102 18.68 16.40 6.86 84.43
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1 あり 79 2.00 2.02 0.00 54.1
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 72 21.79 13.66 5.56 81.39
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷
(胸・腰髄損傷を含む。)手術なし
61 82.89 19.16 4.92 84.26

内科では、一般内科をはじめ、消化器系、呼吸器系、糖尿病、腎臓病、血液透析、関節リウマチ疾患と各分野にわかれ、常勤の指導医・専門医・認定医等が診療にあたっています。また、膠原病専門外来や心療内科、神経内科の診療にあたっています。

■消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)
内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
301 2.92 2.57 0 73.16
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等
手術・処置等2なし 定義副傷病名なし
118 10.71 8.88 0.85 76.89
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 80 5.46 7.60 0 68.93
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍
内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術
77 8.06 7.45 0 75.29
060130xx9900xx 食道、胃、十二指腸、
他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし
手術処置等1なし 手術処置等2なし
42 6.17 7.67 2.38 72.9

消化器疾患(食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・肝・胆・膵)を緊急例から癌治療まで幅広く診療しています。苦痛のない胃カメラや大腸カメラを心掛け、早期がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や内視鏡を使って胆管や膵管を造影する検査(ERCP)などのより専門的な検査・治療も数多く行っています。

■循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等
手術・処置等1 なし、
1,2あり 手術・処置等2 なし
94 5 4.18 2.13 72.98
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし
手術・処置等 1 1あり
手術・処置等2 なし
72 2.47 3.07 1.39 73.86
050050xx9920xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし
手術・処置等 1 2あり
手術・処置等2 なし
23 2.74 3.27 0 76.35
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 
その他のもの(観血的なもの)等
手術・処置等1 なし、1あり
手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし
21 4.05 5.15 0 74.9
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし
手術・処置等2 なし
他の病院・診療所の病棟からの転院以外
20 33.6 17.33 0 82.1

循環器内科では心臓疾患、脈管疾患、高血圧症、高脂血症等の疾患を担当しております。薬物療法からカテーテルを使った高度な治療、心臓リハビリテーションまで行っています。循環器専門医を含む常勤医、非常勤医で診療しており、循環器専門医研修施設、心臓リハビリテーション指導士の在籍する心臓リハビリテーション実施施設として、「高度な医療レベルからリハビリテーションまで」をコンセプトとしております。心臓疾患や血管疾患を中心に動脈硬化に関連する種々の疾患に関し、個々の患者さんに適した検査、治療を行っております。

■消化器外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上)
ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等
117 4.1 4.54 0 69.85
060335xx0200xx 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等
手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし
89 7.04 7.05 3.37 65.9
040220xx97x0xx 横隔膜腫瘍・横隔膜疾患(新生児を含む。)
手術あり 手術・処置等2 なし
58 11.31 15.66 3.45 64.1
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術
 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等
手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし
53 17.47 14.81 1.89 73.85
060150xx02xxxx 虫垂炎 虫垂切除術
虫垂周囲膿瘍を伴うもの等
31 8.58 9.49 0 49.68

当科ではそれぞれの領域の専門医を有しており、最新の技術・知識をもって診療にあたるとともに、それぞれの疾患のガイドラインを熟知し、最適な治療方針を提示しています。また、手術は患者さんに優しい・負担の少ない手術である腹腔鏡手術の割合が増加し、ロボット支援手術をはじめ新しい術式も積極的に導入しております。さらに高い専門性を有する高難度の手術も外科チームで臨み、がんに対する診断・外科治療はもちろん抗癌剤治療に至るまで積極的に対応しております。

■乳腺外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術
乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの
(内視鏡下によるものを含む。))等
手術・処置等1 なし
37 14.84 9.77 0 69.3
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍
その他の手術あり 手術・処置等2なし
29 3.17 6.48 0 68.07
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術
乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)
- - 5.50 - -
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり - - 3.94 - -
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし - - 9.75 - -

乳腺外科では、外科治療をはじめ術前・術後薬物治療において、日本乳癌学会認定の専門医や認定医がエビデンスに基づいた乳癌診療ガイドラインに準拠して実施しています。また、病理診断医が常勤し、検査科、看護部、薬剤部、栄養科、リハビリテーション科などと連携しながら、多職種チームで乳腺疾患の診療を進めています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍
手術なし 手術・処置等1あり
89 3.03 2.45 0 74.15
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術
定義副傷病 なし
61 5.51 5.16 0 63.59
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術
経尿道的手術 手術・処置等2 なし
60 8.73 6.81 0 75.63
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 28 12.75 11.11 0 70.57
110420xx02xxxx 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 26 2.62 4.07 0 73.38

泌尿器科では、泌尿器科領域の疾患全般について診療しています。
悪性腫瘍(腎癌、腎盂・尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣腫瘍など)に対しては、ロボット支援手術をはじめ、抗癌剤治療を含めた集学的治療を診療ガイドラインに基づいた標準治療に準拠しながらも、個々の患者様の年齢、病期、希望などを考慮し、最適な治療を提供できるよう心がけています。

■胸部外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
040040xx02x0xx 肺の悪性腫瘍 肺悪性腫瘍手術
肺葉切除又は1肺葉を超えるもの等
手術・処置等2 なし
29 13.86 9.82 0 73.17
040200xx99x00x 気胸 手術なし
手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし
14 11.93 9.28 0 64.14
040150xx99x0xx 肺・縦隔の感染、
膿瘍形成 手術なし 手術・処置等2 なし
12 41.5 22.28 0 76.42
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等
手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし
- - 9.59 - -
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり
手術・処置等2 なし
定義副傷病 なし
- - 11.12 - -

胸部外科では主に呼吸器疾患の診療を行っています。
なかでも肺がんは近年増加の一途をたどっており、当科でも多くの肺がん患者さんの診療を行っています。
手術も含め、抗がん剤や放射線治療を組み合わせて、最善の治療を受けていただけるよう努めています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■形成外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1 なし 17 11.65 12.98 0 65.59
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし 15 5.53 2.74 0 80.2
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり 15 4.67 5.63 0 63.93
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。)手術あり
手術・処置等1 なし
10 4.2 4.65 0 61.5
070395xx970xxx 壊死性筋膜炎 手術あり 手術・処置等1 なし 10 43.9 35.40 0 69.7

形成外科では「頭からつま先まで外科」として、再建を含め、何でも対応できるように努めています。術前の患者様への分かりやすい手術説明、術中・術後の患者の安全と術後の満足を第一に考えております。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)
手術なし
31 18.06 19.16 22.58 76.39
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折
人工骨頭挿入術 肩、股等
26 31.42 25.29 11.54 87.54
160760xx01xxxx 前腕の骨折 骨折観血的手術
前腕、下腿、手舟状骨等
24 9.21 5.95 0 67.42
070350xx02xxxx 椎間板変性、ヘルニア 椎間板摘出術 後方摘出術 11 16.09 13.83 0 56.64
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)
腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり
手術・処置等2 なし
10 15.5 15.41 0 62.5

整形外科では、入院患者様に対して、骨折、腱、神経損傷などの外傷やリウマチ、脊椎、腰痛などの慢性疾患と、多岐にわたる手術を中心に治療を行っています。
股関節、膝関節のリウマチや変形などによる痛みのため、歩行困難の患者様に対しては人工関節手術を数多く行っています。
回復期リハビリテーション病棟・地域包括ケア病棟も院内に併設し、リハビリも含め一環とした整形外科治療に当たっています。

■耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 11 5.18 7.35 0 33.64
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、
急性咽頭喉頭炎 手術なし
- - 5.63 - -
030428xxxxx0xx 突発性難聴 手術・処置等2 なし - - 8.21 - -
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし - - 8.50 - -
110280xx97x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全
その他の手術あり 手術・処置等2 なし
定義副傷病 なし
- - 13.50 - -

耳鼻咽喉科は、耳、鼻、のど以外に脳外科や眼科、歯科、整形外科が対応していない首から上の疾患の診察を担当しています。
扁桃腺の手術や、内視鏡を用いた鼻の手術、声帯ポリープの手術等行っています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 218 1.87 2.249 0 77.08
160250xxxx0xxx 眼損傷 手術・処置等1 なし - - 4.52 0 -
020110xx99xxxx 白内障、水晶体の疾患 手術なし - - 2.37 0 -

眼科での入院治療は、主に白内障手術治療を行っています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 83 10 10 11 16 29 1 8
大腸癌 23 23 46 35 42 25 2
乳癌 12 32 20 - - - 1 8
肺癌 18 - 19 73 - 24 1 8
肝癌 - - - - - - 2

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

国際がん連合:UICC(Union for International Cancer Control)によって定義された、悪性腫瘍の病期分類(TNM分類)。癌の大きさや転移の有無などで、Stage I(早期)から Stage IV(末期)までに分類します。

初発の5大癌(胃、大腸、乳房、肺、肝臓)についてTNM分類を用いて集計したものと、再発の癌について集計したものになります。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 16 8.38 49.63
中等症 96 18.17 79.77
重症 33 22.79 84.21
超重症 - - -
不明 - - -

成人市中肺炎(病院外で日常生活をしていた人に発症する肺炎)を、成人市中肺炎診療ガイドライン(日本呼吸器学会)による重症度分類システムにより集計しています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

5. 脳梗塞の患者数等

患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 - - - -
その他 - - - -

「医療資源を最も投入した傷病名」に対するICDコードがI63$の脳梗塞を集計対象としております。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

■内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 34 4.26 90.94 0.00 82.44
K0821 人工関節置換術(膝) 25 1.56 78.84 0.00 74.48
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 22 8.00 17.27 4.55 70.73
K0811 人工骨頭挿入術(股) 15 8.40 98.40 0.00 81.80
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 13 14.92 19.77 0.00 77.00

当院の内科では、骨折や関節の手術を整形外科で実施後、併設している回復リハビリテーション病棟(内科)で引き続き治療を行っています。

バスキュラーアクセスセンター(内科)ではシャント造設術を実施しています。

■消化器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
(長径2cm未満)
270 1.05 1.60 0.37 73.63
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術
(早期悪性腫瘍粘膜切除術)
73 1.52 5.82 0.00 75.42
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
(長径2cm以上)
55 0.82 4.09 1.82 69.55
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 31 1.68 10.06 0.00 78.68
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 31 1.29 5.19 0.00 70.19

消化器内科は、内視鏡による大腸ポリープ切除術(2cm未満+2cm以上)が最も多く、続いて内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術、内視鏡的胆道ステント留置術となっています。

■循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K5463 経皮的冠動脈形成術
(その他)
65 1.82 3.89 0.00 72.94
K616 四肢の血管拡張術、血栓除去術 32 4.84 14.78 9.38 78.53
K5483 経皮的冠動脈形成術
(アテローム切除アブレーション式カテーテル)
28 3.64 7.93 10.71 79.96
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術
(その他)
27 2.89 5.96 3.70 74.22
K5462 経皮的冠動脈形成術
(不安定狭心症)
- - - - -

循環器内科では、心臓カテーテルによるIVR(インターベンショナルラジオロジー)のバルーンによる拡張術とステント留置術、四肢の血管拡張術・血栓除去術などを行っています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■消化器外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 119 1.11 7.24 5.04 66.35
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術
(両側)
113 0.71 2.86 0.00 69.37
K537-2 腹腔鏡下後腹膜ヘルニア手術 59 1.97 9.73 5.08 64.24
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術
(内視鏡手術用支援機器)
54 4.24 11.83 5.56 74.67
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術
(虫垂周囲膿瘍を伴うもの)
31 0.10 7.90 0.00 50.71

いずれも腹腔鏡による手術が上位を占め、内視鏡手術用支援機器(ロボット支援手術)の件数も増加しています。

■乳腺外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術
18 1.00 10.67 0.00 67.72
K4765 乳腺悪性腫瘍手術
13 1.00 15.92 0.00 68.69
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテ設置
(頭頸部その他)
- - - - -
K4762 乳腺悪性腫瘍手術
- - - - -
K4741 乳腺線維腺抜去術
(5cm未満)
- - - - -

3番目の植込型カテーテル設置術は抗がん剤治療を行うためのものです。乳腺悪性腫瘍手術の右側に書かれた数字は手術内容・範囲で分類されています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K7811 経尿道的尿路結石摘出術
(レーザー)
62 1.13 3.47 0.00 63.98
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術
(経尿道的手術)(電解質溶液利用)
61 1.46 7.05 0.00 75.66
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 56 0.70 4.77 3.57 74.46
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術
(内視鏡手術用支援機器を用いる)
29 1.03 12.93 0.00 70.69
K8411 経尿道的前立腺手術
(電解質溶液利用)
21 1.05 7.38 0.00 74.10

泌尿器科は、レーザーを用いる経尿道的尿路結石除去術が最も多く、続いて膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)、経尿道的尿管ステント留置術、腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器・ロボット支援手術)を行っています。

■胸部外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術
(部分切除)
18 1.72 15.00 0.00 75.11
K5131 胸腔鏡下肺切除術
(肺葉切除手術(楔状部分切除によるもの))
- - - - -
K5143 肺悪性腫瘍手術
(肺葉切除又は2肺葉を超える)
- - - - -
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテ設置
(頭頸部その他)
- - - - -
K597-2 ペースメーカー交換術 - - - - -

胸部外科は、肺がんの手術が多く、その中でも胸腔鏡による肺切除術が最も多くなっています。
また、ペースメーカー交換・留置術も行っています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■形成外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K2191 眼瞼下垂症手術
(眼瞼挙筋前転法)
12 0.00 4.75 0.00 80.42
K0301 四肢、躯幹軟部腫瘍摘出術
(躯幹)
10 0.50 5.10 0.00 68.20
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術
(露出部)(長径4cm以上)(6歳以上)
- - - - -
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術
(露出部以外・長径6-12cm)(6歳以上)
- - - - -
K0022 デブリードマン
(100cm2以上3000cm2未満)
- - - - -

当科は「頭からつま先まで外科」として、再建を含め、様々な手術に対応しています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K0462 骨折観血的手術
(前腕)
35 2.60 15.74 0.00 63.43
K0461 骨折観血的手術
(大腿)
30 3.63 20.60 10.00 81.10
K0463 骨折観血的手術
(鎖骨)
21 2.52 9.90 0.00 60.57
K0484 抜釘術
(指(手、足))
16 1.00 3.00 0.00 57.75
K1342 椎間板摘出術
(後方摘出術)
12 3.67 11.17 0.00 58.00

整形外科は、骨折手術(前腕・大腿・鎖骨)と椎間板摘出術が上位を占めています。

■耳鼻咽喉科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K3772 口蓋扁桃手術
(摘出)
14 1.00 3.29 0.00 32.50
K287 先天性耳瘻管摘出術 - - - - -
K347-3 内視鏡下鼻中隔手術1型
(骨、軟骨手術)
- - - - -
K3932 喉頭腫瘍摘出術
(直達鏡)
- - - - -

耳鼻咽喉科は、口蓋扁桃手術(摘出)が最も多く又、内視鏡を用いた副鼻腔手術も行っています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

■眼科

Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K2821ロ 水晶体再建術
(眼内レンズを挿入)(その他)
217 0.00 0.87 0.00 77.04
K274 前房、虹彩内異物除去術 - - - - -
K2822 水晶体再建術
(眼内レンズを挿入しない)
- - - - -

眼科は、白内障の手術である水晶体再建術が多く実施されています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 27 0.49
180010 敗血症 同一 11 0.2
異なる 35 0.63
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -

上記4つの疾患(播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症)が、入院の契機となった疾患と「同一」か「異なる」に分類して集計したものです。

入院の契機となった疾病が「異なる」とは、入院に際しきっかけとなった病名と入院中での主な治療目的の病名が同一か否かということを表しています。

※ 患者数10人未満のものについては、「-」で表しています。

医療の質指標

1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率(%)
801 564 70.41

期間中に肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院症例につき、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された症例の割合を集計しています。

リスクレベルが「中」以上の手術は、「肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断,治療,予防に関するガイドライン(2017 年改訂版)」(日本循環器学会等)に準じて抽出。

〈注意点〉
当該項目は医療機関の性質ごとにことなるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。
※令和 6 年 6月 1 日以降に入院し、令和 6 年 6月 1 日から令和 7 年 5 月 31 日までの期間に退院し、一般病棟に 1 回以上入院した患者を集計対象とする。ただし、入院後 24 時間以内に死亡した患者、生後 1 週間以内に死亡した新生児、臓器移植は集計対象外とする。

2. 血液培養2セット実施率

血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率(%)
924 677 73.27

期間中の血液培養オーダ日数に対する血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数の割合です。

〈注意点〉
令和6年度には、世界的な血液培養ボトルの供給不足が発生していたことに留意されたい。
また、当該項目は医療機関の性質ごとにことなるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率(%)
500 423 84.6

近年、多剤耐性アシネトバクター属菌や、幅広い菌種に効果を有するカルバペネム系抗菌薬に耐性のある腸内細菌科細菌など、新たな抗菌薬耐性菌(以下、耐性菌)が出現し、難治症例が増加していることが世界的な問題となっています。

〈注意点〉
当該項目は医療機関の性質ごとにことなるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。
※令和 6 年 6月 1 日以降に入院し、令和 6 年 6月 1 日から令和 7 年 5 月 31 日までの期間に退院し、一般病棟に 1 回以上入院した患者を集計対象とする。ただし、入院後 24 時間以内に死亡した患者、生後 1 週間以内に死亡した新生児、臓器移植は集計対象外とする。

4. 転倒・転落発生率

退院患者の在院日数の総和(分母) 退院患者に発生した転倒・転落件数(分子) 転倒・転落発生率(‰)
83990 229 2.73

〈注意点〉
算出した値については、対象となった患者の状態等による影響も大きいものとなっております。
また当該項目は医療機関の性質ごとにことなるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。
※令和 6 年 6月 1 日以降に入院し、令和 6 年 6月 1 日から令和 7 年 5 月 31 日までの期間に退院し、一般病棟に 1 回以上入院した患者を集計対象とする。ただし、入院後 24 時間以内に死亡した患者、生後 1 週間以内に死亡した新生児、臓器移植は集計対象外とする。

5. 転倒・転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率

退院患者の在院日数の総和(分母) 退院患者に発生したインシデント影響度
分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の
発生率(‰)
- - -

「-(ハイフン)」は10件未満(小さい値であり、良好な結果となります。)

〈注意点〉
算出した値については、対象となった患者の状態等による影響も大きいものとなっております。
また当該項目は医療機関の性質ごとにことなるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。
※令和 6 年 6月 1 日以降に入院し、令和 6 年 6月 1 日から令和 7 年 5 月 31 日までの期間に退院し、一般病棟に 1 回以上入院した患者を集計対象とする。ただし、入院後 24 時間以内に死亡した患者、生後 1 週間以内に死亡した新生児、臓器移植は集計対象外とする。

6. 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率

全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、
手術開始前1時間以内に
予防的抗菌薬が投与開始された
手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率(%)
1241 1231 99.19

〈注意点〉
当該項目は医療機関の性質ごとにことなるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。
※令和 6 年 6月 1 日以降に入院し、令和 6 年 6月 1 日から令和 7 年 5 月 31 日までの期間に退院し、一般病棟に 1 回以上入院した患者を集計対象とする。ただし、入院後 24 時間以内に死亡した患者、生後 1 週間以内に死亡した新生児、臓器移植は集計対象外とする。

7. d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率

退院患者の在院日数の総和(分母) 褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡)の
発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率(%)
78254 39 0.05

〈注意点〉
算出した値については、対象となった患者の状態等による影響も大きいものとなっております。
また当該項目は医療機関の性質ごとにことなるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。
※令和 6 年 6月 1 日以降に入院し、令和 6 年 6月 1 日から令和 7 年 5 月 31 日までの期間に退院し、一般病棟に 1 回以上入院した患者を集計対象とする。ただし、入院後 24 時間以内に死亡した患者、生後 1 週間以内に死亡した新生児、臓器移植は集計対象外とする。

8. 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合

65歳以上の退院患者数(分母) 分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが
実施された患者数(分子)
d65歳以上の患者の
入院早期の栄養アセスメント
実施割合(%)
4085 765 18.73

〈注意点〉
算出した値については、対象となった患者の状態等による影響も大きいものとなっております。
また当該項目は医療機関の性質ごとにことなるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。
※令和 6 年 6月 1 日以降に入院し、令和 6 年 6月 1 日から令和 7 年 5 月 31 日までの期間に退院し、一般病棟に 1 回以上入院した患者を集計対象とする。ただし、入院後 24 時間以内に死亡した患者、生後 1 週間以内に死亡した新生児、臓器移植は集計対象外とする。

9. 身体的拘束の実施率

退院患者の在院日数の総和(分母) 分母のうち、身体的拘束日数の総和(分子) 身体的拘束の実施率(%)
83990 2318 2.76

〈注意点〉
当該項目は医療機関の性質ごとにことなるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。
※令和 6 年 6月 1 日以降に入院し、令和 6 年 6月 1 日から令和 7 年 5 月 31 日までの期間に退院し、一般病棟に 1 回以上入院した患者を集計対象とする。ただし、入院後 24 時間以内に死亡した患者、生後 1 週間以内に死亡した新生児、臓器移植は集計対象外とする。

更新履歴

履歴 2025年9月24日 掲載