診療科部長からのご挨拶
麻酔科医の最大の役割は患者様に安全に手術を受けていただくことです。
麻酔科術前診察までにカルテなどから患者様に関する多くの情報を得て、麻酔科医が麻酔方法について患者様にわかりやすい冊子を用いて説明し十分に納得された上で同意を得るように心がけています。
診察日までに以下の事柄について思い出してください。麻酔に関しての疑問な点、不安な点などについても整理しておいてください。
・あなた自身が受けた手術、その時の麻酔方法
・あなた自身が今までにかかった病気、のんでいる薬
・あなた自身が今まで起こした注射や薬、食べ物、ゴムでの異常な反応(蕁麻疹、ショック等)
・あなたと血のつながりのある方で麻酔に関する合併症に遭われた方とその内容
手術が決まればまず禁煙をしましょう。喫煙は手術の合併症を増やし、傷の治りも悪くします。できるだけ早く禁煙した方が合併症が減ります。喫煙は術後の痛みを強くします。喫煙は癌の術後再発率を増加させます。本数を減らしたり、新型タバコに変えても効果はありません。
麻酔科一同全力を尽くしますので手術が決まればまず禁煙をしましょう。
麻酔科部長 賀陽亮太郎
診療科の特色・活動内容
当院麻酔科は日本麻酔科学会認定病院です。麻酔科のスタッフは常勤医師5名(全員麻酔科専門医)、非常勤医師7名(うち6名麻酔科専門医)です。2023年の麻酔科管理手術症例は1710例です。
持続硬膜外鎮痛、PCAポンプ、神経ブロックを用いて術後疼痛緩和を積極的に行っています。月曜日から土曜日まで祝日を除いて麻酔科医・薬剤師・看護師により構成された術後疼痛管理チームによる術後疼痛回診も行っています。手術患者に対する術後疼痛、悪心、嘔吐の軽減を目的とした回診です。
全身麻酔を受けられる方へ
全身麻酔とは、意識の喪失(意識を取り除くこと)、無痛(痛みを取り除くこと)、無動(身体を動かないようにすること)を得るために行う麻酔です。
つまり、意識と痛みを取り除くことによって手術による苦痛をなくし、また、手術中にあなたの身体が無意識のうちに動かないようにすることによって安全かつ円滑に手術が行われるようにいたします。また、手術中の血行動態を安定させ、手術侵襲(身体的ストレス)からあなたを守ることも全身麻酔の目的です。
スタッフ一覧
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賀陽 亮太郎
主な資格
- 日本⿇酔科学会(指導医・専門医)
- 日本臨床麻酔科学会
- 厚生労働省(⿇酔科標榜医)
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吉岡 直紀
主な資格
- 日本⿇酔科学会(指導医・機構専門医)
- 日本臨床麻酔科学会
- 厚生労働省(⿇酔科標榜医)
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草野 真悠子
主な資格
- 日本⿇酔科学会(指導医・専門医)
- 日本ペインクリニック学会
- 厚生労働省(麻酔科標榜医)
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春原 真理
主な資格
- 日本⿇酔科学会(麻酔専門医・麻酔科認定医)
- 日本ペインクリニック学会
- 厚生労働省(麻酔科標榜医)
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阪下 直美
主な資格
- 日本⿇酔科学会(指導医・専門医)
- 厚生労働省(⿇酔科標榜医)