南大阪病院附属
リハビリテーションクリニック
退院後や自宅での日常生活で不安のある方に
リハビリテーションを行っています
南大阪病院西側に外来のリハビリテーションを中心とした『南大阪病院附属リハビリテーションクリニック』を開設しております。 地域の皆様方へ質の高いリハビリテーション医療・介護サービスの良き提供先となるべく努力してまいります。
退院後のリハビリテーションや自宅で日常生活に不安を抱えられている患者様方などにリハビリテーションを行っています。 リハビリテーションについてお気軽にご相談ください。
南大阪病院附属リハビリテーションクリニックの構造は、1階に事務所・診察室・処置室・待合ロビーがあり、2階には160㎡を超えるリハビリテーション室と9㎡の言語聴覚室を設置しています。
患者様方には、医師診察後エレベーターで2階に上がっていただきリハビリテーションをお受けいただくようになっています。
骨折など整形外科領域の運動器リハビリテーション、脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患リハビリテーション、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や気管支ぜんそくなどの呼吸器リハビリテーションを個別に実施いたします。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がチームを組み、リハビリテーション医療の提供を行っております。 特に当クリニックでは、失語症や構音障害などを行う言語聴覚士を配置しています。
理学療法は、整形外科疾患(大たい骨骨折、膝・足の変形により手術又は保存療法をされた患者様、腰痛や下肢のしびれにより歩くのが困難になり手術又は保存療法された患者様など)、呼吸器疾患(肺炎や慢性閉塞性肺疾患、気管支ぜんそくの患者様など)、脳血管疾患(脳梗塞・脳出血後)の患者様を対象に、基本的な動作能力の回復のために運動療法、物理療法などを用いてADL(日常生活動作)の獲得を目指して実施します。
作業療法は、身体機能(身体を動かす機能)・精神機能(物事を正確に判断する機能)などの日常生活に必要な機能改善を図ります。 また、実際の生活場面を想定した食事・整容・着替え・お風呂・トイレなどの動作指導や必要に応じた家事動作指導・家族指導などを実施します。
独居により調理する必要がある方に台所の高さや調理器具を設定して、献立を考え調理訓練を実施する訓練を行います。
言語聴覚療法は、脳血管障害などにより生じた「言葉が浮かばない」「しゃべりにくい」「しゃべれない」などの失語症や「発声しにくい」「口が動かしにくい」などの構音障害などを対象に訓練を実施します。
リハビリテーションクリニックには個室の言語聴覚室を設けており、1対1の個別訓練で訓練の内容や発声した声などが漏れないように配慮しています。