2025年2月6日に「2024年度大阪南部地区緩和ケア連携カンファレンス」を開催しました。
当カンファレンスは、当院近隣の医療機関、在宅療養支援診療所、訪問看護ステーションで働く医療従事者、介護福祉関係者などを対象とし、緩和ケアに関する知識を深めるだけでなく、施設間の連携を深め、地域の緩和医療に貢献することを目的とし、緩和ケア診療の工夫や問題点を多職種で議論する場として開催しています。
当日は、院外からの参加者15名を含め総勢51名の方に参加いただき、盛会に終えることができました。
今回は、「当院の緩和ケアチームの活動」について当院緩和ケアチーム委員長の瀧井麻美子医師からの発表に続き、「がん患者のACP〜緩和ケアチームで関わった事例〜」についてがん看護専門看護師の岡田美和さんから報告がありました。
後半では、がん告知の家族を含めた告知のしかたや、看取りに向けての患者さんの意向確認の取り方など、ディスカッションが行われました。また、緩和医療における疼痛緩和薬の使い方についても他院参加医師からの実臨床でのアドバイスなどもいただけるなど、実臨床での緩和医療に役立つ活発な意見交換が行われました。
