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『第1回 南大阪 大腸がん治療を考える会』が開催されました

医療関係者向け

 2025年3月1日(土曜日)に当院外来棟1階で、『第1回南大阪大腸がん治療を考える会』を開催致しました。

 当院病院長 福田隆の司会のもと、まず内視鏡センター長の中谷雅美医師より「早期大腸がんに対する内科的治療」の講演がありました。大腸がんに対する内視鏡的診断や治療方法について解説があり、当院の内視鏡センターでの治療実績の提示もありました。

 ついで、外科統括部長・副院長の竹村雅至医師より「進行大腸がんに対する外科的治療」の講演がありました。ガイドラインによる現在の大腸がんに対する外科的治療の適応や、本邦の大腸がん手術の現状につき解説があり、最後に当院の大腸がん手術例の成績や2024年より導入した、手術支援ロボットによる手術についての提示がありました。

 大腸がんは日本人の罹患するがんの中でも最も頻度の高い悪性腫瘍の一つで、罹患数は男性では前立腺がんについで2位、女性でも乳がんについで2位になっています。

 講演会には、院外からの医師20名、院内から21名の参加をいただき、大腸がんの診療に関する知識を深める会にすることができました。