当院外科では、2018年より糖尿病や睡眠時無呼吸症候群を合併した高度肥満症の方において、効果的な減量と合併する糖尿病や睡眠時無呼吸症候群の治療も可能とする減量・代謝改善手術(腹腔鏡下スリーブ状胃切除術)を導入しました。
引き続き2023年よりこれから減量・代謝改善手術を受けようと考えておられる方とすでに手術を受けられた方が共に参加し、手術の体験談を含めて情報を共有できる減量手術患者会(すまいる会)を開始しています。
2025年10月11日に第7回すまいる会を開催しました
今回は、減量・代謝改善手術を受けられた4名、手術を検討されている、これから手術に臨まれる3名の方に参加いただきました。
まず、理学療法士による運動療法を行いました。今回は日常生活でも取り入れることのできる椅子に座りながらの体操を行いました。その後、看護部による、『減量に繋がる栄養』についてのクイズがありました。引き続く、交流会ではこれから手術を受けられる方とすでに手術を受けられた方の意見交換が交わされました。すでに手術を受けられた方は大幅な体重減少に繋がっていました。実体験に基づく意見はとても有意義な情報であり、活発な意見交換を行うことができました。先日、手術を受けられた方からは「手術を受けたことで着たい服を段々着ることが出来るようになった。」「未来に希望が持てるようになった」との意見がありました。

今後も減量・代謝改善手術を受けられる方々の手術に対する不安や疑問の解消や、手術を実際に受けられた方々の手術後に感じているストレスや不安だけでなく、手術後の生活の工夫や喜びを共有できる架け橋となり得るような患者会にしていきたいと考えています。
次回の開催はホームページで通知を行いますので、是非参加登録よろしくお願いします。
過去の「すまいる会開催報告」はこちらから(減量患者会「すまいる会」)