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南大阪病院外科・消化器外科で開発した日本初の食道裂孔ヘルニア症状チェック「Eスケール問診票」を用いた臨床研究を開始しました

お知らせ

南大阪病院外科・消化器外科では2019年から2023年の5年連続で食道裂孔ヘルニアの手術件数が日本最多の施設です。

食道裂孔ヘルニアは横隔膜の下(お腹)にある、胃の一部が胸の方に飛び出してしまう形態的な変化を上部内視鏡検査で診断されます。
食道裂孔ヘルニアがあっても症状が出ない方も多くおられますが、食道と胃のつなぎ目が緩むことで、胃酸が食道に逆流しやすい状態になっているため、胸やけや呑酸などの逆流性食道炎の症状を自覚する方もおられます。

大きな食道裂孔ヘルニアでは、嘔吐や胸部不快感、夜間に頻回の逆流を生じたり、食べ物がつかえる感じやみぞおちの部分が強く痛む方もおられます。また、食道裂孔ヘルニア症状の中で、食後の不快感、嘔吐、食物の逆流などは、胃酸を抑える薬剤を4〜8週間正しく服用しても症状がスッキリ改善しない方もいらっしゃいます。
このような「薬で治りにくい症状」の評価方法は現在も確立していません。

そこで南大阪病院で新しい症状アンケートのような問診票である「Eスケール(胃と胸の違和感チェックシート)」を先頃、開発しました。
このEスケールが食道裂孔ヘルニアを予測することができるか(診断の精度)を検証する臨床試験を始めました。Eスケールの点数が、内視鏡検査など食道裂孔ヘルニアの精密検査が必要かどうか、また将来的に手術を早く受けた方がよいか判断することを解き明かすことを目的としています。
なお、この臨床試験は、厚生労働省の臨床試験に登録し、当院の倫理委員会の承諾を得ています。

上記の症状でお悩みの方や、胃酸を抑える薬剤を投与しても症状が改善しない患者様の治療でお困りの医療機関の方は下記までご連絡頂ければ対応させて頂きます。

南大阪病院 外科・消化器外科 竹村 雅至
TEL 06-6685-0221(代表)