食道裂孔ヘルニアは食道裂孔が開くことにより胃の位置が変化することを指しています。
当院では様々な内科的治療でも症状の持続する食道裂孔ヘルニアを有する方に外科的治療を適応しており、手術件数は年間60件程度です。手術により術前にあった様々な症状の70〜80%程度は改善しますが、やはり術後も持続する症状や術後に新たに出現する可能性がある症状があります。

手術後の症状

食道裂孔ヘルニアを修復する際に胃から食道への逆流を抑制する手術(噴門形成術)は同時に必ず行う手技なので、腸への空気の流入を止めることはできないことと、一方でそれが逆流をしっかり抑制できているという目安になります。
食道裂孔ヘルニアに対する手術は生活の質を向上できる可能性がある手術ですが、やはりそれだけでは全てが改善できません。ご不明な点は外来担当医にお尋ねください。

この外科コラムは、広報誌「もっとみなみおおさか 2026年夏号」に掲載されています。
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