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南大阪病院外科News 2026年 Autumn

外科コラム

当院のロボット手術センターのご紹介

景岳会南大阪病院では2025年4月にロボット手術センターを設立しました。 ロボット手術センターでは手術支援ロボット「ダヴィンチ(da Vinci Xi)」を導入し、患者さんの身体的負担が少ない低侵襲かつ高精度な手術を行っています。今回、改めて当院のロボット手術センターをご紹介させていただきます。

  1. 診療体制と対象疾患
    泌尿器科と外科が連携し、保険適用の各種疾患に対してロボット支援手術を実施しています。

    ・外科: 結腸がん・直腸がん、胃がん、さらに鼠径ヘルニアなどに対しても適応を広げています。狭く奥深い骨盤内での操作や、細かいリンパ節郭清・消化管再建が求められる手術でそのメリットが活かされています。

    ・泌尿器科: 前立腺がんをはじめ、腎がんや腎尿管悪性腫瘍などへも適応を拡大しています。


  2. ロボット支援手術ならではの優れた技術的メリット

    ・高精度な3Dハイビジョン視野: 拡大された立体画像により、血管や神経などの微細な構造物を確認しながら安全に手術を行えます。

    ・多関節機能と手ブレ補正: 人間の手首よりも広い可動域を持つ鉗子や手ブレ防止機能により、人間の手ではアプローチしにくい狭い部位でも、より繊細で正確な処置が可能になります。

    ・患者さんの負担軽減: 従来の開腹手術や通常の腹腔鏡手術に比べ、傷口が小さく、出血量が少なく、術後の回復が早いことや、機能の温存(排尿・性機能など)が期待できます。


  3. センターとしての組織的な取り組み
    単にロボットを導入するだけでなく、安全で質の高い医療を効率的かつ継続的に提供するため、センター内で以下のような体制を整えています。

    ・各科におけるロボット支援手術の標準化と安全性の担保
    ・新規術式の安全な導入や、手術の評価・監査
    ・次世代の新規ロボット術者の育成

ロボット手術センターでは、がんに対する手術の安全性と根治性を追求しながら、住之江区・西成区で唯一のロボット支援手術可能施設として、より多くの患者さんへ身体に優しい治療を届ける体制を構築しています。

南大阪病院外科では24時間体制で外科疾患の診療を行っております。
Tel : 06-6685-0221 (代表)